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WEB+DB PRESS vol.97 『マネジメント入門』を読んだ感想あるいは弱音

マネジメントする、という立場について、いまだ不安が拭えません。チームワークだったり、責任だったり。もしかして自然にある程度できているのかもしれませんが、「マネジメントする」といったとたんにひじょ〜〜〜に重たい何かに変わるように感じます。

2013 年に今の会社へ転職するにあたり、前職の上長から「玉田さんはマネジメントの素養があるから、そこは捨てずにいたほうがいい」と言っていただきました。

転職して4年目。会社の文化もそれなりに染み込み、携わっているプロダクトのメンバーの中でも古株になってきて、かつメンバーも増えるなど、ふたたびマネジメントの機運が高まってきました。

いまの会社、プロダクト、そのチームに貢献するためなら、「マネジメントする」こともやぶさかではないとはいえ、その重さに逃げ出したくなる気持ちも消せません。

そもそも自分がエンジニアとして尖ったスキルを持っていないので、マネジメントに「逃げて」いるのではという思いもあったりなかったり…

自分はとにかく、できるだけ人間関係の問題で悩まされず、チームで開発することの強みを少しでも活かせればいいな、有り体に言えば、みんなで仲良く、イイ開発が できたらいいな、という気持ちだけで動いています(それと、携わっているプロダクトで世の中を便利にしていくぞ!という気持ちとはまた別軸です)。めちゃくちゃ夢のある高い目標とか情熱があるわけではないが、温度が低いわけでもない、みたいな。

そんなわけでしばらくは持ち前の素養?らしき何かで(チームメンバーやファシリテーター、ほかのマネージャーに協力してもらいながら)凌いでいきつつ、きちんとマネジメントスキルを身に着けていこうと思っています。たぶん。うーん、不安。

個人のブログで気取ってもしょうがないので本音は書き残しておこうというお気持ち。 と、長い前置き。

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まずは重厚な専門書を読むのも腰が重いので、ちょうど先々月の WEB+DB Press で特集されていた『マネジメント入門』を読むところから始めてみました*1

WEB+DB PRESS Vol.97

WEB+DB PRESS Vol.97

社内の制度改革も相まって、既存のマネージャーや同僚とマネジメントについて話す機会があったり、社内 Qiita で発信されいるその手の話を読んだりしていますが、この特集では最近触れているそれらの話がひととおりまとめられていて、まず自分の入門としては良かったなと思いました。

さあやるぞ!というときに、関係者全員に分厚い専門書を読み込んでもらうのは大変ですが、このくらいの記事で多少の共通認識が作れていると話がスムーズなのではないだろうか。

すごく雑な感想としては「体育会系だなぁ…ガクブル」という感じです。それで終わらせてはいけないとは思いますが、やはり重い。ますます、こんな自分がマネージャーで大丈夫なのだろうかと思ってしまう。

記事からは、先に書いた「めちゃくちゃ夢のある高い目標とか情熱があるわけではない」というスタンスでは許されない雰囲気を感じました。

マネージャーはマネージャーだけで何かできるということはなく(それはずっとそう思ってますが)、自分のチームだけ見ればいいということでもなく、会社組織全体と関わって行く必要があるんだな。いまちょうど会社組織側と対話できる機会ももらっているので、じゃあ実際にそれら(チームと会社組織)に対してどういうアプローチを取っていくのが良いのか。

次はそんなところを探っていきたいと思いました。

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いますでに 1on1 などの取り組みはしていますが、もっと上手くやる方法があるのかもしれないと思うので、次は 1on1 に関する本を読んでみる予定です。

今回は以上( ˘ω˘)

*1:それよりも React + SPA の記事を読みたくてしょうがないのをグッとこらえて。いや、後で読みますけどw

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