あるある、いるいる。
白黒、敵味方に完全にわけて考えてしまうパターン
二分割思考というのは、白でなければ黒、味方でなければ敵と、いろいろなものについてグレーを認めず、二つにわけて考えてしまうパターンだ。
うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
こういう考え方を持つ人は、味方だと思っていた人が自分の批判を少しでもすると、敵になったと認知してしまう。いつでも意見のあう人などまずいないから、周りが敵だらけになってしまう。
思い込みで決めつける、一部を見ただけで一般化する
相手に確認したり、周囲から情報をきちんと取っているわけでもないのに、相手が自分のことを嫌っているに違いないという思いこみなどがそれにあたる。
うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
過度な一般化というのは、一部を見て、全部それにあてはまるというような考え方だ。
相手が、ちょっと不機嫌なふるまいをしたとか、自分を無視するような態度をとった際に、いつもそうだとか、全面的に自分を嫌っていると考えたとしたら、これに当てはまる。
いい面も否定する、かくあるべきが強すぎる
肯定的な側面の否定というのは、自分や相手にいい面があっても、それを取るに足らないと考えて、否定的な見解が変わらないことだ。
うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
テレビというのは、わかりやすさを求めるために、人のことを敵と味方とか、正義の味方と悪い奴というように二分割でとらえやすい。さらに占い、読心、過度な一般化、肯定的な側面の否定、should思考など、すべてがテレビの演出やコメンテーターの発言によく見られる思考だ。
うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
テレビばかりを観ていたら、ついついこの手の思考パターンに脳のソフトが書き換えられるなどということは、珍しい話でない。
もちろん、高齢者と小さな子どもを持つ親とでは、危険の基準が違って当然だ。ただし、小さな子どもを持つ場合でも、世の中にリスクゼロはあり得ないと思うことも必要である。
うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
さまざまな視点から自分の考えや、他者の発言について、想像力を働かせてよく噛み砕いてみるのが大切。