Softbank で買った iPhone 6s がちょうど 2 年縛りの境目だけど、iPhone 8 / iPhone X はピンと来なかったので、SIM ロック解除して LINE モバイルに乗り換えた。
ちょっと乗り換え手順ミスって余計な手間を食ってしまったけど、概ね簡単に乗り換えられた。だいたいのことがオンラインで、非同期で済んで、もうキャリアの店頭で長時間同期的に待たされるのが馬鹿らしくなってしまった。
乗り換え手順メモ
だいたいサイト上の案内のとおりで、わかりづらいことはそんなに無かった。
とはいえ1つやらかしたが…(´・ω・`)
1. LINE モバイルのエントリーパッケージ購入
LINE モバイル自体はとくになにも準備しなくても、上記の公式サイトの「申し込む」リンクから申し込めばいい。
ただ Amazon でエントリーパッケージを 900 円で買うと、登録事務手数料 3,000 円(税抜)が無料になるということで、今回はこのエントリーパッケージを買ってから挑んだ。
LINEモバイル エントリーパッケージ ドコモ対応SIMカード データ通信(SMS付き)/音声通話 [iPhone/Android共通]
- 出版社/メーカー: LINEモバイル
- 発売日: 2016/11/22
- メディア: エレクトロニクス
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ちなみに自分が買ったときは Amazon の 50% OFF クーポンも適用できたので、結果的に手数料 450 円で契約できた感じだ。
お急がない便で休日に購入したので、だいたい2日で届いた。
2. Softbank の MNP 移転手続き
エントリーパッケージが届くのを待つ間に、Softbank の携帯電話番号ポータビリティ(MNP)移転の手続きをした。
iPhone の場合 オンラインページ(MySoftbank)からは手続きができないので(なんでや?)電話窓口から申し込んだ。
対応時間が 24 時間ではないし、だいたい混んでるというアナウンスが流れるけど、待っているあいだに自動応答で契約情報確認などしてくれるので、ちょっと待ってオペレーターに繋がりさえすれば話は早かった。事務的に Y!mobile をオススメされるので丁重にお断りする。
手数料についてもここで説明がある。契約移行期間中だったので解約手数料はかからなかったが、MNP 移転手数料は別途 3,000 円(税抜)かかる。通常は移転元で 3,000 円、移転先で 3,000 円それぞれに手数料がかかるが、LINE は先に書いたとおりこの手数料がエントリーパッケージに含まれる形になっている。
電話口でのやり取りが終わり、しばらくすると SMS で「MNP 予約番号」が送られてくる。
あとで LINE モバイル側で開通手続きをするまでは Softbank の SIM は利用できるし、契約も続いている状態である(逆に言えば、LINE 側の開通手続きが済むと自動的に Softbank 側は解約状態となる)。
3. LINE モバイルの申し込み
エントリーパッケージや公式サイトの案内にしたがって、申し込みを行う。
申し込みページの最初に表示されるとおり、以下のものが必要になるので準備しておく。
- 本人確認書類(免許証のスキャン画像など)
- クレジットカード(LINE Pay にカードが登録済みの場合はそれでもOK)
- メールアドレス(解約予定のキャリア以外のメアドを用意)
- MNP 予約番号(乗り換えの有効期限が10日以上必要)
- エントリーコード(エントリーパッケージを利用する場合のみ)
Softbank で発行された MNP 予約番号は、発行日から 14 日の有効期限があった。
準備ができたら「申し込む」の先に進んで、画面の指示どおりに入力していく。
申し込み手続きで迷うようなことはとくに無かった。規約や重要事項は PDF で確認できるので、必要であればダウンロードしておくこともできる。
申し込みが完了すると LINE モバイルのマイページのアカウントが発行され「お申し込み受付完了のご連絡」のメールが送られてくる。
申し込み内容に問題がなければ、翌日には「契約成立のお知らせ」メールが届き、同日中に商品(SIM)が発送される。
4. Softbank の SIM ロック解除
LINE モバイルの SIM は発送の翌日には受け取ることができた。無駄のないパッケージで好感が持てる。
LINE モバイルのマイページにある「MNP 開通申し込み」から手続きを実行すると、わりとすぐ開通されるのだが(夜 20 時以降に手続きすると開通は翌朝 10 時以降になる) その前に既存の SIM のロック解除手続き を忘れずに行う必要がある。
Softbank の SIM ロック解除は、契約中は MySoftbank ページ上から無料で手続きができるが、移転先で開通手続きが完了してしまうと前述したとおり Softbank 側は解約状態となってしまうため、MySoftbak ページの該当機能にアクセスできなくなる。
こうなると、ソフトバンクショップ店頭で手数料 3,000 円払って SIM ロック解除するしか、方法がなくなってしまう。
今回まんまとこれにハマった。せっかくオンラインに非同期でいろいろ進んだのに、やってしまった('A`)
店頭で、解約済みである旨を伝えて SIM ロック解除してもらう。店頭の処理にそれほど時間はかからないが、店頭まで赴かなくてはいけないことと、手数料が結構とられるのがイタい。
SIM ロック解除には(オンライン手続きでも)IMEI という番号が必要になる。iPhone の[設定]から[一般]→[情報]ページの下の方で確認できる。忘れずに確認して手続きしよう(ノД`)。
5. MNP 開通手続き〜開通
というわけで、新しい SIM が届いたら LINE モバイルのマイページから「MNP 開通申し込み」リンクをクリックし、開通手続きを行う。
自分は夜間に手続きしたため、開通は翌朝の 10 時過ぎとなった。開通すると「サービス開始のお知らせ」というメールが届く。
LINE モバイル側が開通すると同時に Softbank 側は解約となるため、古い SIM は通信ができない状態になる。
(SIM ロック解除が済んでいれば)SIM を入れ替えて、APN 構成プロファイルをインストールするだけで移行が完了する。
6. LINE モバイル独自の手続き; LINE 公式アカウントとの連携
LINE の LINE モバイル公式アカウントと連携を行うことで、LINE アプリから LINE モバイル マイページへのアクセスが容易になったり、月額基本利用料に応じて LINE ポイントがもらえたり、LINE アプリ上でデータ残量が確認できるようになったりする。
これも手順どおり進めるだけで完了。
というわけで、ここまでで LINE モバイルへの移行が完全に完了した。おめでとうありがとう。
やることはいろいろあるが、いずれも非同期で手が空いたときにシュッと進められるのが良かった(SIM ロック解除のために店頭に行く以外は…)
料金の変化について
これもメモを残しておく。ユニバーサルサービス料は省略している。
Softbank での月額料金(解約直前)
- 基本料 1,700 円
- 通話料 0 円(通話料の基本は 20 円/30 秒)
- 通信料 5,000 円(データ定額 5GB)
- オプションサービス料 1,450 円
計 8,150 円。
電話は荷物の再配達依頼くらいしか使わないし、実際のデータ使用量は 1.43 GB でした。自宅でも会社でも基本的に WiFi に繋いでるしね。
LINE モバイルでの月額料金
- 基本料 1,690 円(コミュニケーションフリープラン 3GB, 音声通話 SIM)
- オプション利用料 1,000 円
通話料を含まず 計 2,690 円。
オプションは持込端末保証(月額500円)、WiFi 利用(月額200円)、留守番電話(月額300円)。正直、留守番電話以外は無くても困らないと思う。
通話料の基本は 20 円/30 秒で Softbank と同じ(そもそも LINE モバイルの通信網は docomo だが)。LINE モバイルの音声通話 SIM で「いつでも電話」というアプリを利用することで 10 円/30 秒となる。どういう仕組みなんですかね…
そもそも全然使ってなかったデータ容量を見直して、結構安くなった。
招待 URL で登録事務手数料が無料に
ということらしいので、契約を考えている知人・友人いたら声かけてください。URL の有効期限がシビア(;´∀`)