いま Ruby をやってるひとなら、オブジェクト指向設計を学ぶ・復習するのに最適な本だと思う。まさに実践ガイド。一度身につけておくと、言語問わずに使える知識。すぐに仕事に活かせてとても役に立ったと感じた。
こんなひとにおすすめ
自分がそうでしたという意味で。
- オブジェクト指向設計はなんとなく知ってるけど実践のイメージが湧いてない
- オブジェクト指向設計というと継承の親子関係のイメージしか浮かばない
- 実装をしながら「いいと思って書いてるけど、これは本当にいいのかな…」と迷うことが多い
- とくに Rails を使っていて設計や実装に迷うことが多い
- 「Rails における良い設計」の表面的な部分に振り回されている気がする
オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
- 作者: Sandi Metz,?山泰基
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/09/02
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あわせて読ませたい読みたい
以下の書籍らと合わせて読むといいなと感じた。とはいえ一部は自分も未読…同僚の受け売りです。あと『リーダブルコード』、読んでないプログラマなんていないよねー😏
スライドが訳者のかたのお目にとまったようで、スライドのブクマが伸びていてびっくり。さっさと記事にしてアフィリンクを貼っておけばよかった…w
社内勉強会で熱く語ったお陰で、新たに何人かが読み始めてくれたようで何よりです🤓
勉強会でもらった感想
弊社の勉強会は、発表を聞きながら付せんに感想を書きとめて、最後にそれを発表者にフィードバックして終わります。そこでもらった感想からいくつか*1。
- これは3年前よみたかったやつ
- わかる
- 研修の教材にしてはどうかな
- 冬休みの課題図書
- どっちもボリュームや難易度的に良いと思う
- 単一責任、疎結合はインフラでも意識するようになってきた
- アプリケーションのコードに限らないですね!
- 適切な大きさと適切な名前 悩みがちよね
- そうなんですよねー
- 実践本を読んだり、良いコード(Ruby なら gem とか)をたくさん読むのが近道なのかなと思いつつ、なかなかやれてません…
- オブジェクト指向や関数型指向など色々ありますが、目指しているところは同じだと思った
- フロントエンドのメンバーの感想。なるほどと思った>目指しているところ
- コードを写経しながら読んでいく本?
- 写経なしでもイケる本だと思います(もちろんやりたければやればいいけど)
- 写経より、よくわからなかった単語(日本語)をググることがちょっとあった
「買います!」「読みます!」っていう付せんもたくさん貰ったし、実際買った同僚もちらほら見た。あと、社内で(プロダクトに関わらず)コードの実装についてディスカッションする場が欲しいなぁなんて話も出ました。
そんなきっかけになったなら、発表してよかったなと思います😄
*1:もっとラフな感想やイラスト(?!)もたくさん貰ってます。わりと真面目なものをピックアップw