携帯サイト構築に役立ちそうな参考本

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職場でまだ誰も扱ったことの無い“Flash Lite”で携帯サイト開発の案件が持ち上がりました。
開発の作業時間を見積もらないといけなくなりGoogle先生に頼りつつネット上の資料をかき集めていたのですが、やはりどうも紙媒体の資料が無いと落ち着かない。
そんなわけでAmazonさんで評判が良くて、比較的新しい参考本を買いました。

ついでに携帯サイト全般についてちょっと勉強しよう、と思いたってFlash Lite以外についての本も買ったのですが、なかなか良書揃いだったのでだれかクリックして私に本代奢ってくれないかなーとご紹介したいと思います。

Flash Liteで作る携帯コンテンツ実践教科書 (Web Designing BOOKS)

携帯サイトで未だ一般的なのがFlash Lite 1.1だそうです*1。
Flash Lite1.1を対象に、８種類のFlash Liteアプリのコードとその作り方が載っています。コードや、アプリで使用されている画像などを入手する術が無いのが残念ですが、Flash Lite初心者にもなかなか使いやすい例が掲載されていると思います。
巻末にキャリアごとのFlash Lite仕様や、Flash Lite1.1で使えるAction Scriptの一覧が付いているのも便利です。

ユーザー視点でつくる 携帯サイト制作の基礎知識

こちらは一般的な携帯サイトの作りやデザイン、Flash Liteについて、セキュリティの確保について、アクセス解析についてなど網羅的に解説されている本です。図表入りで、すっきりした構成となっているため分かりやすいです。これから携帯サイトを作ってみよう、という個人の人にオススメできる本だと思います。
なにより私は「ユーザ視点でつくる」というのが好きです*2。

仕事で使ったのは以上の２冊でした。

あと、いろんなブログやサイトでオススメされてるのを見かけたのがこちら。

携帯サイト コーディング&デザイン

「３キャリアに対応したHTMLの書き方」「表現力の高いモバイルサイトを作るワザ」「ユーザビリティに配慮したサイト構成」（帯より引用）が分かるそうです。まだきちんと読んでないのですが（汗）パラパラと見た限りでは、全ページフルカラーで、作例やHTML／CSSリファレンスにはdocomo／au／SoftBank各キャリアで実際に表示された画面が掲載されていて便利そうです。
…ふむふむ…( ﾟдﾟ)ﾊｯ! ついその場で読みふけってしまうところだった！
推奨されるインデントの仕方や、キャリアごとに異なる画像の表示などの解説もありました。これは、HTML＋CSSで携帯サイトを作るときには必ず読んでおくのがよさそうです。

スマートフォンのためのHTML5アプリケーション開発ガイド―iPhone/iPad/Android対応

話題のスマートフォン対応と、これまた話題のHTML5。完全に興味本位で買いましたｗ
どちらもかなり気になっているのですが、目次を流し読みした感じでは、この１冊でスマートフォン対応のHTMLサイトについてとHTML5 プログラミング*3についての両方を学ぶことが出来そうです。
HTML5で作るアプリケーション（お絵かき、15パズル、体重記録の３つ）の作例も載っています。またソースコードは出版社ソシムのサイトから入手できるようです（本にURLが掲載されています）。

買っていないですが、2010年6月と比較的最近の出版でかなり高評価のこの本もよさそうですね。新しい本だけあって、この１冊でスマートフォンについても言及しているようです。これから買う人には、こちらがオススメかもです（というか私が欲しい）。

ケータイサイト解体新書 デザインパターンから理解する実装テクニック

*1:そろそろFlash Lite 2.0でも良さそうだね、って資料もあるんですが

*2:大切なことなのですが、いま仕事で作っている携帯サイトは御世辞にもユーザビリティが良いとは言い難い・・・orz

*3:とうとうHTMLが“プログラミング”と言っても良い時代になったね！やったぁ！